サイト検索 説明

以下から当サイトの記事検索ができます。結果は別ウインドウに表示されます。

難症例の歯列矯正 サイト検索

2010年2月27日土曜日

大ショック!

そろそろ確定申告の季節だな~♪ と思い、Excel作って去年分の医療費を計算してみました。
矯正治療費、近所の歯医者でのクリーニング代、コンタクトレンズ作るための眼科検診代などなど。
そしたらなんと!医療費控除の適用ラインである10万にまったく届きません…。

そうか、今年は矯正治療費も毎月の調整費(5,250円)しか払ってないし、インプラントのチェックも何回かしたけど、費用は去年に払った11万に込みだったし、10万いかないかー。
いくらか戻ってくると期待してたからちょいとショック。

今年はインプラントの除去費2万を払ったし、たぶん矯正が終わるからリテーナー費払うし、10万はいくんじゃないかなあ。
でもぎりぎり10万いったとして、国税庁サイトで還付金を計算してみたらたったの1,000円…徒歩で税務署行ける場所だけど、それすらためらわれる金額。
うーん、やっぱり3, 40万くらいいかないと、医療費控除って意味ないですかねー。
健康に越したことはないけど、フクザツです。

2010年2月25日木曜日

インプラント除去

とうとうやってきました、矯正用インプラントアンカーを除去する日が。
私の歯を後ろに引っ張るのを一年半手助けしてくれた、上顎に左右ひとつづつついているインプラントとお別れです。
すっかり通い馴れた口腔外科のある病院に行きました。

ちなみにインプラント埋入は手術室で行いますが、除去は普通の処置室で行うので手術という雰囲気ではありません。
平日の午後、会社を休んで口腔外科に行きました。
しばらく普通の固い食事が難しくなるので、シチューと野菜スープといった栄養のある柔らかい食事の準備を事前にしておくことも忘れず。

未経験者のご参考までに、インプラント除去の手順を流れを追って書きますね。
ちなみにインプラントのタイプはSAS:Skeletal Anchorage System という、歯を強力に引っ張れるプレートタイプです。(ねじタイプならもうちょっと除去が簡単、かつ腫れないと思われます)

1. 麻酔薬を塗る

 いきなり麻酔の注射を打つと激痛なので、注射のための麻酔薬を塗って3分放置。

2. 麻酔の注射を打つ

 左右に数本ずつ麻酔の注射を打ちます。麻酔薬でしびれ気味の顎でもちょいと痛い。

3. ねじを取る準備

 レーザーっぽい機械をインプラント周りに当ててから、インプラントのプレートをぐりぐりされます。
 麻酔が効いていてほぼ無感覚ですが、皮膚科でレーザー治療した時と同じ、肉が焦げる匂いがします…怖い…そして当然血が出ます。

4. ねじ除去

 いわゆるドライバーでねじをぐりぐり回します。

5. プレート除去

 ねじが取れればここはあっという間です。

6. 縫合

 ねじを取って穴が空いている場所を縫います。ちょっとだけちくちく。

7. 止血

 薬を塗ってからガーゼを患部に当て、歯で噛んで止血されるまで待ちます。

流れは以上。
インプラントつける時に比べればはるかに短い処置ですが、なにせ無理やりこじ開けられている口が痛い。
特に今回ちょっとした事件がありまして…左の一番奥のネジを取ろうとした口腔外科長のベテラン先生(推定50代)、「うーん、回らない…」って、ええー!?
「ねじがばかになっちゃうよー」みたいなことを言ってます。
それってつまりあの、ネジが固くて回らなくて、ぐりぐりやってるとドライバーがネジのプラス型のくぼみを破壊しちゃって、どうにも回らなくなる、あれですか!?
そ、それはとてつもなくまずそうだ…。
と思っていたら、「力ある人来てー」ということで中堅の男の先生が呼ばれる。
その中堅先生(推定30代後半)が、ぐりぐりっと少し力を入れてドライバーを回したら、あっさりと取れました、ああよかった。
しかしここまでに軽く10分以上も左の口を無理やりこじ開けられていたせいで、顎の骨が押されるあまりの痛みに涙が…。
ギブアップしようとしても先生が「もうちょっとだからがんばって!」と言うのみ。
って、あんたは痛くないだろうけど私は痛いのよ!

て叫びたいけど、インプラントは病気でもないのに好きで付けたもんだからなあ…。

とかなんとか思ってる間に、時間がたって弱くなった左の麻酔を追加で打たれつつ縫合が終了。
ほっとしている私に先生が世にも恐ろしい事実を述べる。

「いやーねじ取れてよかったねー、ねじ回らなくなったら部分麻酔じゃとれないからね」

えええ、そうだったの!?まあ確かに、どうやって回らなくなったねじを取るのか、考えただけでも恐ろしいですが…。

部分麻酔じゃ取れない→全身麻酔→もれなく手術室送り、かつたぶん日帰り入院→半端ない費用と回復までの所要時間

と、ここまで考えてぞわーっと寒気がしましたね。
ただでさえ100%自費で、インプラントだけで合計13万位かかってるのに。
追加で全身麻酔とかいうことになったら、誰か治療費もってくれるの!?病院側で責任取ってくれませんよね!!?
て、お金の心配ばっかりしてますが、体の心配もしたほうがいいよね、なんか普通に取るより数倍痛そうだもんね…。
まあとりあえず今回その心配はなくなり、お土産に除去したプレートとネジをもらい、なんとか終了。

術後の経過ですが、インプラントを入れた時と同じように処置の直後から麻酔が切れ始めて激痛に襲われ、病院の会計と薬ができるまでを待っている30分が地獄でした…しかも電車で一時間くらいの帰路だったので車中ずっとぐったりしてましたが…鎮痛剤を飲んでしばらく経ったら痛みは治まりました。
その後出血もなく、夜も普通に寝れました、というか鎮痛剤が強すぎて20時に就寝してしまいました。

処置から丸一日経ちましたが、顔は今、とっても面白い感じに四角く腫れてます。
家で仕事をすることにしたので外出はしませんが、宅急便とかが来た時はマスクで応対。
(じゃなきゃ超不審者…)

こんな感じで何とか無事にインプラント除去は終了。
あとは来週抜糸をして終わりです。

来週は矯正器具の調整日もあるし、そろそろ確定申告もしなきゃいけないし、忙しいですねー、歯まわりのイベントで。

2010年2月6日土曜日

インプラント除去の準備

今月は22回目の調整日でした。
2/24に矯正用のインプラントを口腔外科で除去する予定なので、今までインプラントと矯正器具をつないでいた細いワイヤーを取ってもらいました。
一年半ありがとう、インプラント君。
君のおかげでヘッドギアを一日10時間もしなくて済んだよ。

今日の調整は久々に辛かった。
助手の医者が上顎のワイヤーを外そうとするんですが、全然とれず。
ぐいぐい引っ張られるんですが顎に引っ張られて頭が持ち上がるだけで全く取れる気配なし。
「痛いですって」アピールを顔でして途中でやめてもらいましたが、あまりの痛みでもう涙目ですよ、いい大人なのに。
最終的にはワイヤーを切って外してもらいましたが、ワイヤー要らないなら最初からそうしてください。

しかもなんだかその調整日の数日前から左上のインプラント周りが痛い。
明らかに感染症にかかっている。
毎食後リステリンして様子見てましたが、痛みがなくならないので矯正の先生に聞いてみたらやっぱり腫れてるとのこと。
とりあえず消毒してもらって数日様子みましたが、腫れが完全になくならないので金曜の午前中に会社休んで口腔外科に行きました。
その日は異様に混んでて予約外診療は2時間も待たされましたが(涙)腫れは大したことなく膿も出ていないそうなので、抗生物質と痛み止め3日分の処方箋をもらって帰宅。
予定通り24日にインプラント除去はできるそうです。
除去は無事に済みますように・・・。